加賀友禅
◆ 経済産業大臣指定伝統的工芸品
◇ 石川県指定無形文化財
京友禅・東京友禅と共に、三大友禅のひとつに数えられる加賀友禅は、京都で扇絵師をしていた宮崎友禅斎によって、約三百年前に確立されました。
現在は登録された作家により、加賀五彩といわれる〔藍・えんじ・黄土・草・古代紫〕の五色を基に糸目友禅のみで仕上げられております。
牛首紬
◆ 経済産業大臣指定伝統的工芸品
◇ 石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県白山市白峰~牛首紬の里。
八百年を超える伝統を誇る牛首紬の魅力は、紬織物と絹織物、両面の特徴を秘めた独特の地風にあります。貴重な玉繭を主原料とし、のべびきと呼ばれる座繰製糸による手挽き糸を使用することにより生まれます。
当社では伝統の縞模様・先染着尺をはじめ、オリジナル染小紋・訪問着・帯、または夏牛首に至るまでラインアップ。
深遠な魅力をつむぎ出している最高の牛首紬の感触を楽しむことができます。
能登上布
◇ 石川県指定無形文化財
手織麻織物、夏のきものでは最高級といわれ麻独特の通気性の良さやその軽さ、さらりとした肌ざわりは他の追随を許しません。昭和の初め頃までは全国一の生産高を誇りましたが、現在残された機元は一軒のみ。糸づくりから製織まで一貫工程で行われています。
涼やかな麻の風合い「蝉の羽のような」と形容される能登上布。希少性も含めその美しさが見直されています。
白山紬
石川県白山地方において、力織機を用いて織られている白山紬は、牛首紬と同じく玉繭を使用しております。
紬でありながら独特な光沢感のある織り上がりに、染を現代感覚の新鮮な加工にしました。丈夫さと耐久性に優れ、張りと腰のある地風は、きもの好きなお客様の「こだわり」を大切にした着物に仕上がっています。
松本健一
「松本健一」ブランドは
当社オリジナル加賀調・手描き京友禅です。
30年以上に亘り制作を続けており柄数も豊富にその友禅美を追求してまいりました。いつの時も刻んでいるのは「佳き日を彩るきもの」を誠心誠意まじめに、ものづくりをしていこうというアイデンティティ。
四季折々の自然に美は宿り
四季折々の自然に彩は染まる
雪月花 ・ 花鳥風月
心を託す自然の風物に魂がこたえ
技が加わり華やかな美の結晶が
今、ここに生まれました
染名古屋帯
染名古屋帯は金加工や疋田を施した京友禅タイプ、草花や旧名所跡を糸目友禅のみで仕上げた加賀調タイプを中心に、白生地に素描きした墨絵タイプや絞りを施した作品、紅型調など、多岐にわたって制作しています。
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